平安時代の制作とされる国宝十一面千手観世音菩薩
平安時代の制作とされる
国宝十一面千手観世音菩薩
安岡寺は、第五十代桓武天皇の御兄君にあたる開成皇子がこの地を霊地であると感得され、一刀三礼して観音像を自ら刻まれ、宝亀六年二月十八日に建立された。現在の本堂は、キリシタン大名で有名な高山右近によって荒らされた後に再建されたものであるが、そこには本尊である如意輪観世音菩薩、愛染明王、不動尊などをおまつりしている。
青梅観音堂に安置されている十一面千手観世音菩薩(俗称、青梅観音)は、平安朝時代(十世紀中頃)の制作と考えられ、坐像としては日本最大級の三体の一つで国の重要文化財に指定されている。なお、土・日曜日と祝祭日は、この十一面千手観世音菩薩を拝観することができる。
安岡寺はその「安岡寺」という名より、高槻観音という名称で親しまれており、神峯山寺を北山観音というのに対し、安岡寺は南山観音とも呼ばれ、小高い山全体が、昔から観音霊地として信仰されている。また2月1日、大阪摂津の「節分」のさきがけとして大峰山桜本坊の行者による柴燈大護摩供が厳修され、多くの参拝者でにぎわう。
安岡寺は、第五十代桓武天皇の御兄君にあたる開成皇子がこの地を霊地であると感得され、一刀三礼して観音像を自ら刻まれ、宝亀六年二月十八日に建立された。現在の本堂は、キリシタン大名で有名な高山右近によって荒らされた後に再建されたものであるが、そこには本尊である如意輪観世音菩薩、愛染明王、不動尊などをおまつりしている。
青梅観音堂に安置されている十一面千手観世音菩薩(俗称、青梅観音)は、平安朝時代(十世紀中頃)の制作と考えられ、坐像としては日本最大級の三体の一つで国の重要文化財に指定されている。なお、土・日曜日と祝祭日は、この十一面千手観世音菩薩を拝観することができる。
安岡寺はその「安岡寺」という名より、高槻観音という名称で親しまれており、神峯山寺を北山観音というのに対し、安岡寺は南山観音とも呼ばれ、小高い山全体が、昔から観音霊地として信仰されている。また2月1日、大阪摂津の「節分」のさきがけとして大峰山桜本坊の行者による柴燈大護摩供が厳修され、多くの参拝者でにぎわう。
大阪府高槻市浦堂本町41-1 〒569-1028 大阪府高槻市浦堂本町41-1