神の啓示、歴史の輝き 酒見寺の栄光と信仰
神の啓示、歴史の輝き
酒見寺の栄光と信仰
酒見寺の寺伝には、行基菩薩がこの地を訪れ、酒見明神に詣でたところ、明神が行基菩薩に「この地に寺を建てなさい」とのお告げを受け、帝に奏上し寺院堂塔を建て、寺号を酒見寺とされたとある。聖武天皇の勅願寺として、酒見寺は歴朝の帰依が深く、平安時代後期より勅旨の参詣が毎年行われ、また三代将軍家光公より御朱印寺となり、護摩堂には歴代天皇、ならびに歴代徳川将軍の位牌がおまつりされている。
楼閣造りの壮重な仁王門をくぐると、酒見寺の広い境内に入る。本堂までの参道の両側には、二十一対の青銅製の飾り燈籠が、参詣者を迎えてくれる。正面奥には、一風変わった二層屋根の本堂があり、その中に酒見寺御本尊の十一面観音、脇仏持国天、多聞天を安置している。
また、酒見寺の仁王門内右側には、重要文化財に指定された多宝塔がある。和様唐様の折衷で室町時代の様式を伝え、木組みの美しさとバランスのとれた塔身に特徴のある美しい塔である。又、本堂東側には県指定文化財の鐘楼堂がある。多宝塔、鐘楼堂共にあざやかな極彩色がほどこされ、その美しさは全国に類を見ないであろう。
酒見寺の寺伝には、行基菩薩がこの地を訪れ、酒見明神に詣でたところ、明神が行基菩薩に「この地に寺を建てなさい」とのお告げを受け、帝に奏上し寺院堂塔を建て、寺号を酒見寺とされたとある。聖武天皇の勅願寺として、酒見寺は歴朝の帰依が深く、平安時代後期より勅旨の参詣が毎年行われ、また三代将軍家光公より御朱印寺となり、護摩堂には歴代天皇、ならびに歴代徳川将軍の位牌がおまつりされている。
楼閣造りの壮重な仁王門をくぐると、酒見寺の広い境内に入る。本堂までの参道の両側には、二十一対の青銅製の飾り燈籠が、参詣者を迎えてくれる。正面奥には、一風変わった二層屋根の本堂があり、その中に酒見寺御本尊の十一面観音、脇仏持国天、多聞天を安置している。
また、酒見寺の仁王門内右側には、重要文化財に指定された多宝塔がある。和様唐様の折衷で室町時代の様式を伝え、木組みの美しさとバランスのとれた塔身に特徴のある美しい塔である。又、本堂東側には県指定文化財の鐘楼堂がある。多宝塔、鐘楼堂共にあざやかな極彩色がほどこされ、その美しさは全国に類を見ないであろう。
兵庫県加西市北条町北条1319 〒675-2312 兵庫県加西市北条町北条1319