太子信仰の聖地 鶴林寺の歴史と宝庫
太子信仰の聖地
鶴林寺の歴史と宝庫
欽明天皇の二十六年(565年)、高句麗より来た高僧恵便は物部守屋の迫害を逃れてこの地に身を隠していたが、これを聞いた聖徳太子がここへ来て、「木の丸殿」を造り恵便の教えを受けられた。これが鶴林寺のはじまりと言われている。
鶴林寺は斑鳩寺と並んで播州における太子信仰の中心であり「刀田の太子さん」「播磨の法隆寺」と呼ばれて、人々に親しまれている。春の太子まつりには数千の参詣人があり、多くの露店と植木市、金物市が名物である。
広大な境内には、兵庫県下で最古の木造建造物である国宝・太子堂(1112年建立)、国宝・本堂(1397年再建)、重要文化財の常行堂・鐘楼・行者堂・護摩堂など、十六棟が立ちならぶ。また寺宝については、絵画、彫刻、工芸品、文書など幅広く、時代的にも約千三百年前の白鳳文化の昔から今日に至るまで脈々とその歴史を伝えている。重要文化財二十三点を含め、二百余点の寺宝を蔵し、まさに文化財の宝庫といえよう。
欽明天皇の二十六年(565年)、高句麗より来た高僧恵便は物部守屋の迫害を逃れてこの地に身を隠していたが、これを聞いた聖徳太子がここへ来て、「木の丸殿」を造り恵便の教えを受けられた。これが鶴林寺のはじまりと言われている。
鶴林寺は斑鳩寺と並んで播州における太子信仰の中心であり「刀田の太子さん」「播磨の法隆寺」と呼ばれて、人々に親しまれている。春の太子まつりには数千の参詣人があり、多くの露店と植木市、金物市が名物である。
広大な境内には、兵庫県下で最古の木造建造物である国宝・太子堂(1112年建立)、国宝・本堂(1397年再建)、重要文化財の常行堂・鐘楼・行者堂・護摩堂など、十六棟が立ちならぶ。また寺宝については、絵画、彫刻、工芸品、文書など幅広く、時代的にも約千三百年前の白鳳文化の昔から今日に至るまで脈々とその歴史を伝えている。重要文化財二十三点を含め、二百余点の寺宝を蔵し、まさに文化財の宝庫といえよう。
兵庫県加古川市加古川町北在家424 〒675-0031 兵庫県加古川市加古川町北在家424