眼病の観音として知られ、
延鎮僧都によって開創された楊谷寺の起源
眼病の観音として知られ、
延鎮僧都によって開創された楊谷寺の起源
眼病の観音さま、独鈷水(おこうずい)の観音様で名高い楊谷寺は、京都東山の清水寺を開創した延鎮僧都が「観音さまのお姿を拝したい」と発願し日夜祈願していたところ、霊夢のお告げを受け、その通り西山へ向うと柳の茂る谷間から光明がさしており見上げると、そこに十一面千手千眼観音さまが立っていたという、その場所に建立された。すなわち、延鎮僧都は自分の眼でみたその観音さまを刻んでおまつりしたのが、楊谷寺の始まりと伝えられている。
その後、弘法大師空海上人が楊谷寺にお参りし供養された際に、裏山の岩窟に十七日間秘法を修せられると、汲めども尽きぬ霊泉が沸いて出た。この水が眼病その他諸病平癒の独鈷水であり、現在も納経所の前を通って小さい門をくぐり、右へ少し行った所の小さな堂のなかで、こんこんと湧き出ている。
また、石段を上った正面に本堂があり、ここに霊験あらたかな御本尊である十一面千手千眼観音がまつられており、毎月十七日と十八日にのみ、御開扉されている。特に十七日は、多くの参拝者でにぎわう。6月には5000株のあじさいが咲き、6月下旬にはあじさいまつりが開催される。
眼病の観音さま、独鈷水(おこうずい)の観音様で名高い楊谷寺は、京都東山の清水寺を開創した延鎮僧都が「観音さまのお姿を拝したい」と発願し日夜祈願していたところ、霊夢のお告げを受け、その通り西山へ向うと柳の茂る谷間から光明がさしており見上げると、そこに十一面千手千眼観音さまが立っていたという、その場所に建立された。すなわち、延鎮僧都は自分の眼でみたその観音さまを刻んでおまつりしたのが、楊谷寺の始まりと伝えられている。
その後、弘法大師空海上人が楊谷寺にお参りし供養された際に、裏山の岩窟に十七日間秘法を修せられると、汲めども尽きぬ霊泉が沸いて出た。この水が眼病その他諸病平癒の独鈷水であり、現在も納経所の前を通って小さい門をくぐり、右へ少し行った所の小さな堂のなかで、こんこんと湧き出ている。
また、石段を上った正面に本堂があり、ここに霊験あらたかな御本尊である十一面千手千眼観音がまつられており、毎月十七日と十八日にのみ、御開扉されている。特に十七日は、多くの参拝者でにぎわう。6月には5000株のあじさいが咲き、6月下旬にはあじさいまつりが開催される。
京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2 〒617-0855 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2