日本初の毘沙門天霊場として知られる神峯山寺の起源

日本初の毘沙門天霊場として
知られる神峯山寺の起源

神峯山寺は、日本最初の毘沙門天安置の霊場として有名である。

元々、役小角が葛城山で苦行を積んでいるとき、北の方角に五色の雲がかかり黄金の光が輝いていたのを見て、この地に来たという。役小角はここで一人の天童に会い、天童の示した霊木で、四体の等身大の毘沙門天を刻み、祀ったのが、神峯山寺の始まりと言われている。

そののち、奈良朝末期の宝亀五年に開成皇子が、光仁天皇の命により神峯山寺の住職となられ、七堂伽藍および二十一坊を建てられてより、皇室の信仰も篤く、歴代天皇の勅願所として寺領も多く栄えたようである。

本堂には、ご本尊である3体の毘沙門天像をはじめ重要文化財の阿弥陀如来像、観音菩薩立像など多数の仏像が安置されている。また、化城院では連続護摩修行として「毘沙門不動護摩」が毎日欠かさず行われている。秋は、紅葉の名所としても有名だが、他の名所よりも俗化されておらず、ゆっくり紅葉が味わえる。新芽が一斉に芽吹く、春も良い季節だろう。

神峯山寺は、日本最初の毘沙門天安置の霊場として有名である。

元々、役小角が葛城山で苦行を積んでいるとき、北の方角に五色の雲がかかり黄金の光が輝いていたのを見て、この地に来たという。役小角はここで一人の天童に会い、天童の示した霊木で、四体の等身大の毘沙門天を刻み、祀ったのが、神峯山寺の始まりと言われている。

そののち、奈良朝末期の宝亀五年に開成皇子が、光仁天皇の命により神峯山寺の住職となられ、七堂伽藍および二十一坊を建てられてより、皇室の信仰も篤く、歴代天皇の勅願所として寺領も多く栄えたようである。

本堂には、ご本尊である3体の毘沙門天像をはじめ重要文化財の阿弥陀如来像、観音菩薩立像など多数の仏像が安置されている。また、化城院では連続護摩修行として「毘沙門不動護摩」が毎日欠かさず行われている。秋は、紅葉の名所としても有名だが、他の名所よりも俗化されておらず、ゆっくり紅葉が味わえる。新芽が一斉に芽吹く、春も良い季節だろう。

根本山 神峯山寺の情報
根本山 神峯山寺の情報
住  所
〒569-1051
大阪府高槻市原3301-1
〒569-1051 大阪府高槻市原3301-1
電話番号
072-688-0788
宗  派
天台宗
本  尊
毘沙門天
開  基
役小角(えんのおづぬ)
創  立
文武天皇元年(697年)
御詠歌
神峯(かぶ)の山 すずしき音の かよひ来て こころの底に 響く滝つせ
御詠歌
神峯(かぶ)の山 すずしき音の かよひ来て こころの底に 響く滝つせ
電車、バスの場合
JR・高槻駅北口より市営バス原大橋行にて神峰山寺口下車、北東へ1キロメートル(徒歩約20分)。高槻駅よりタクシー約15分。
自動車の場合
名神高速高槻ICより神峯峠参拝者駐車場まで約5キロメートル。50台駐車可能(有料)。駐車場から山門まで約450m(徒歩5分)。大型バスは事前にご連絡ください。
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