特徴的な仁王門とその歴史的な仁王像

特徴的な仁王門とその歴史的な仁王像

満願寺の開基、勝道上人は、聖武天皇の勅願を受けて、全国に諸願満足の霊場を建立され、この満願寺も摂津国の満願寺として、今から千二百六十余年前に建てられたものである。その後、源満仲が摂津守として多田に居を構え満願寺に帰依して以来、源氏の信仰が厚くなり、以後頼朝らの武将たちが、霊験あるごとに荘園を寄進した。

特徴的であるのは、満願寺の入り口になる仁王門である。満願寺仁王門の仁王像は、六百余年前の作で、旧多田院にあったものを明治の初期に満願寺へ移し、明治十四年、現在の仁王門を再建して安置したものである。

観音堂には御本尊の千手観音(秘仏、年一回開扉)がまつられ、また金堂、毘沙門天堂には、阿弥陀如来、薬師如来、聖観音、十一面観音、四天王、弘法大師、毘沙門天などの木像が安置されている。これらの仏像はいずれも、弘仁藤原期から鎌倉時代のもので、様々な文化財として指定を受けている。

また境内右手奥には、源頼光の四天王の一人、足柄山の「金太郎」さんで子供たちにも親しまれている坂田金時の墓がある。

満願寺の開基、勝道上人は、聖武天皇の勅願を受けて、全国に諸願満足の霊場を建立され、この満願寺も摂津国の満願寺として、今から千二百六十余年前に建てられたものである。その後、源満仲が摂津守として多田に居を構え満願寺に帰依して以来、源氏の信仰が厚くなり、以後頼朝らの武将たちが、霊験あるごとに荘園を寄進した。

特徴的であるのは、満願寺の入り口になる仁王門である。満願寺仁王門の仁王像は、六百余年前の作で、旧多田院にあったものを明治の初期に満願寺へ移し、明治十四年、現在の仁王門を再建して安置したものである。

観音堂には御本尊の千手観音(秘仏、年一回開扉)がまつられ、また金堂、毘沙門天堂には、阿弥陀如来、薬師如来、聖観音、十一面観音、四天王、弘法大師、毘沙門天などの木像が安置されている。これらの仏像はいずれも、弘仁藤原期から鎌倉時代のもので、様々な文化財として指定を受けている。

また境内右手奥には、源頼光の四天王の一人、足柄山の「金太郎」さんで子供たちにも親しまれている坂田金時の墓がある。

神秀山 満願寺の情報
神秀山 満願寺の情報
住  所
〒665-0891
兵庫県川西市満願寺町7-1
〒665-0891 兵庫県川西市満願寺町7-1
電話番号
072-759-2452
宗  派
高野山真言宗
本  尊
千手観世音菩薩
開  基
勝道上人
創  立
神亀二年(725年)
拝 観 料
入山料100円
拝観時間
午前9時~午後4時
御詠歌
むら雲は あとなく晴れて 寺の名の 願ひも満つる もちの夜の月
御詠歌
むら雲は あとなく晴れて 寺の名の 願ひも満つる もちの夜の月
電車、バスの場合
阪急宝塚線・雲雀丘花屋敷駅下車、阪急バス愛宕原ゴルフ場行にて満願寺下車、右へすぐ(バスは30分ごとに発車、所要時間約10分)。
自動車の場合
国道176号線を池田方面より宝塚に向って進み、JR・川西池田駅前方(信号)を右へ急坂を上り、阪急の線路を渡り、峠を上りつめ、少し下がったところの右側、約1.5キロメートル、数分。バスは、川西池田駅前の道が通行禁止のため、176号線池田寄りで北上のこと(標識あり)。
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