日本最古の梵鐘を有する當麻寺の建造物と仏像
日本最古の梵鐘を有する
當麻寺の建造物と仏像
當麻寺は最初、三論宗であったが、弘仁14年(823年)弘法大師が當麻寺に参籠して、真言密教を伝えてから真言宗となり、降って室町期に浄土宗が入ってから、真言、浄土の両宗が法燈を護って現在に至る。
古びた山門を入ると日本最古の梵鐘(国宝)を納めた鐘楼、さらに金堂、講堂があり、その奥に本堂(曼荼羅堂)がある。本堂の御本尊が蓮糸大曼荼羅というのも珍しい。この寺ほど、建造物にしろ、仏像にしろ、また絵巻等古文書にしろ、国宝、重要文化財、重要美術品に指定されているものを多く持っているところはすくない。
特に、唐式伽藍配置をとった寺で、東西両塔が昔のまま整っているのは、わが国でこの寺だけである。さらに両塔とも、相輪の数が八輪であることも他に類をみないものである。
また當麻寺は、牡丹で有名である。長谷寺の牡丹と並び称せられ、四月下旬より五月上旬の盛りには多くの花見客が訪れるとのことである。
當麻寺は最初、三論宗であったが、弘仁14年(823年)弘法大師が當麻寺に参籠して、真言密教を伝えてから真言宗となり、降って室町期に浄土宗が入ってから、真言、浄土の両宗が法燈を護って現在に至る。
古びた山門を入ると日本最古の梵鐘(国宝)を納めた鐘楼、さらに金堂、講堂があり、その奥に本堂(曼荼羅堂)がある。本堂の御本尊が蓮糸大曼荼羅というのも珍しい。この寺ほど、建造物にしろ、仏像にしろ、また絵巻等古文書にしろ、国宝、重要文化財、重要美術品に指定されているものを多く持っているところはすくない。
特に、唐式伽藍配置をとった寺で、東西両塔が昔のまま整っているのは、わが国でこの寺だけである。さらに両塔とも、相輪の数が八輪であることも他に類をみないものである。
また當麻寺は、牡丹で有名である。長谷寺の牡丹と並び称せられ、四月下旬より五月上旬の盛りには多くの花見客が訪れるとのことである。
奈良県葛城市當麻1263 〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263