古典芸能と絵とき説法の寺
古典芸能と
絵とき説法の寺
道成寺は、大宝元年(701年)に建てられた和歌山県で最古の寺で、発掘調査から八世紀中頃には観世音寺型の伽藍であったことが確認されている。
境内には、仁王門、本堂、三重塔などが立ち並び、宝仏殿には本尊の千手観音像(国宝、九世紀)はじめ二十数体の仏像がまつられるなど、千三百年以上続く寺ならではのたたずまいを今も保っている。道成寺と言えば、何と言っても安珍(あんちん)と清姫(きよひめ)の伝説が知られている。また、それにもとづく能楽や歌舞伎などの古典芸能の寺、そして絵巻をひろげながらこの伝説を語る「絵とき説法」の寺でもある。
絵とき説法とは、中国から伝わった説法の形式で、掛軸や絵巻を見せながら仏法の教えを分かりやすく説く布教方法である。道成寺では、重要文化財の『道成寺縁起』の写本を広げながら、一日平均6回、年間2000回以上、十数万人の参拝者に絵とき説法を聞いていただいている。絵とき説法は毎日9:00~16:00、予約なしで聞ける。
道成寺は、大宝元年(701年)に建てられた和歌山県で最古の寺で、発掘調査から八世紀中頃には観世音寺型の伽藍であったことが確認されている。
境内には、仁王門、本堂、三重塔などが立ち並び、宝仏殿には本尊の千手観音像(国宝、九世紀)はじめ二十数体の仏像がまつられるなど、千三百年以上続く寺ならではのたたずまいを今も保っている。道成寺と言えば、何と言っても安珍(あんちん)と清姫(きよひめ)の伝説が知られている。また、それにもとづく能楽や歌舞伎などの古典芸能の寺、そして絵巻をひろげながらこの伝説を語る「絵とき説法」の寺でもある。
絵とき説法とは、中国から伝わった説法の形式で、掛軸や絵巻を見せながら仏法の教えを分かりやすく説く布教方法である。道成寺では、重要文化財の『道成寺縁起』の写本を広げながら、一日平均6回、年間2000回以上、十数万人の参拝者に絵とき説法を聞いていただいている。絵とき説法は毎日9:00~16:00、予約なしで聞ける。
和歌山県日高郡日高川町鐘巻1738 〒649-1331 和歌山県日高郡日高川町鐘巻1738