新西国霊場 第十二番札所 萩の寺の解説ページです。

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第十二番札所 仏日山東光院 萩の寺

第十二番札所 仏日山東光院 萩の寺

(ぶつにちざんとうこういん はぎのてら)
〒561-0882 大阪府豊中市南桜塚一丁目12番7号
TEL:06-6852-3002 萩の寺公式サイト
萩の寺 / 写真1

−宗派−

曹洞宗別格地

−本尊−

薬師如来
こより十一面観世音菩薩

−開基−

行基菩薩

−創立−

天平勝宝七年(735年)

御詠歌

詣り来て 袖ぬらしけり 萩の寺 花野にあまる 露の恵みに

ご説明

萩の寺 / 御朱印 萩の寺の歴史は古い。もとは大阪の北郊豊崎の里(現在の中津)にあり、近郊一帯は当時「浜の墓」と呼ばれ、天平七年(735年)、行基菩薩が我国最初の民衆火葬を執行してお堂を建て、自ら彫造した薬師如来をまつったことにはじまる。豊崎の里は、当時萩が群生しており、仏さまの供花としていたことが知られている。

萩の寺 / 写真2 現在の萩の寺は閑静な住宅地にあり、本堂には早創時の行基菩薩作「薬師如来」と平安末期の「降魔座釈迦如来」(国重文)が安置されている。新西国霊場のご本尊としては、南朝の女官たちが後醍醐天皇の霊を鎮めるために法華経八経を写経し、その紙をこよりに編んで大衣として帝の念持仏にお着せもうしあげたという、通称、こより十一面観音がまつられている。

その他、あごなし地蔵堂、毘沙門堂、道了大権現堂などがあるが、なんと言ってもその名の通り、萩が植えられている「萩露園」が見どころであろう。秀吉の妻・淀君にも愛された、萩の寺の萩は、秋ともなると赤、白、ピンクと色とりどり、三千株の見事な萩の花が咲きほこり、訪れる人の目を楽しませてくれる。また、淀君ゆかりの「萩の筆」は淀川水系が生んだ民芸品として有名である。

拝観料・拝観時間

通年200円志納(九月中旬より十月初旬は、中学生以上500円)
午前9時開門、午後5時閉門(夏冬不問)

アクセス

萩の寺 / 地図 <電車、バスの場合>・阪急宝塚線・曽根駅下車(急行停車せず)、梅田より進行方向池田方面に向って右側へ降り、線路に沿って200メートル、豊中市立萩の寺公園を右へ入る。駅より徒歩5分。・地下鉄緑地公園前より、曽根行き阪急バス、曽根下車。

<自動車の場合>・梅田より国道176号線(産業道路)を北進、曽根にて左折(右折すれば服部緑地)、阪急曽根駅へ突き当たり右折、徒歩の道順と同じ。・阪神高速豊中インター下車、北へ高速下道路沿いに曽根東町三丁目の信号を右折、阪急曽根駅に出てあとは徒歩に同じ。・阪急高速豊中北ランプを降りて走井信号右折、阪急線路降下した右折、左手萩の寺公園手前左入る。寺の門前に乗用車10台駐車可能。
→より詳しい地図(Mapion)

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